優雅ラスト
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作成日時 : 2008/05/12 20:02
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(263)ギマランエス博物館の収蔵品はかなりレベルが高い。
毛糸帽の漁師、海、小さな舟、雲、青空、ポルトガルを象徴する油絵。たまらない光景が、素直なタッチで実にいい。2階回廊のギャラリーで、「暗い艀」のメロディをを思い浮かべながらしばらく見入った。途中にかなりの絵画・調度・家具を見てきたが、全て消し飛んだ。やはりポルトガルは、海と漁師がよく似合う。
一番上まで昇ると、小さな格子窓を幾枚も通して、大西洋が120度見渡せる櫓にいたり、武器室とある。確かに刀から単発の決闘銃までいくつかが展示されているが、それより頭上には、さらに2階分の高さの中回廊が木製で設えられ、模様は無いが茶色がかった色づきで、却ってぬくもりが伝わりその精緻さが快い。resize168.jpg)
帰りの回り階段を下りきったところに、真っ白な壁に、立体的でくっきりした形が凛々しいアズレージョが天井に向かっていた。19〜20世紀のこうした出来具合いは、やはり20世紀人には分かりやすいということか。
アラビア様式のモザイクの繰り返しは、何の変哲もなさそうでいて、真っ白な壁に調和しかえって新鮮な力で訴えてくる。
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