えんぱく−2
<<
作成日時 : 2008/04/16 20:31
>>
トラックバック 0 / コメント 0
(248)2階に上がると、現存する劇場の建築前の予想模型や今は失われた劇場を復元したミニチュアが7、8点並ぶ。ロシオ広場に構える国立劇場の代表ドナ・マリアUは模型もまた華麗だ。
2度もバルカオン席を暖めてしまったお気に入りサン・カルロス劇場、実物は傾斜地にあって、建物の全体像を把握するのが難しかったが、この模型でよく分かる。
1984年まで現役として活躍しながら、遂に時代の波にさらわれるがごとくに消え去り、今はショッピングセンターになってしまった、サルダーニャのモニュメンタル劇場のミニチュア。
さらにもう一つ、今も観光客が引きもきらない名所喫茶のスイッサ、そこはかつてパテコ・アルカス劇場として、着飾った大勢の観客が集い、散っていった。今度あそこでお茶したら、その頃のザワメキに耳をそばだててみよう。
ポンバル広場からテージョ河に下ると、途中右側の路地にチボリ地区があり、そこに朽ち果てた劇場が4、5軒見える。レスタウラドーレス広場に面してエデン劇場が空き家のまま虚しい。文化を支えるのはなかなか大変だ。(えんぱく続)
|